バルサアカデミー福岡校
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親善試合|TD & 監督 コメント (2013.11.01)


◉ AITOR (テクニカルディレクター):
U-9ということもあり、こういう試合に慣れていないせいか試合の序盤は全体的に緊張しているのが伝わってきました。その後、何点か決まってからは選手達は落ち着きを取り戻し、本来のサッカー、ポゼッションサッカーを表現しようとしているのがわかりました。そして、半分以上が初選出にもかかわらず、1人1人が意識して、チームとして、バルサっぽさを出すことができた場面もあり、よかったと思います。

Q:ゲームの内容はどうでしたか?
A:序盤は全く自分達のサッカーができませんでした。最初の何点かはチームというよりも、個の力で奪い取った形が多かったです。それも、サッカーですが我々が表現したいサッカーではありませんでした。
試合の中盤からは徐々に良くなり、いくつかの場面では本来のサッカー、主導権を握りながらのポゼッションサッカーを表現することができたと思います。特に、攻撃時には速いパス回しでサイドチェンジを行い崩す場面もいくつかありました。また、難しい場面では無理せずキーパーまで戻し攻撃をやり直すことなど、場面によってバルサっぽさを出せたことは大きな自信になったと思います。

Q:相手チームの印象は?
A:今回、親善試合の対戦相手として、快く引き受けてくれた、FCセントラル福岡の皆さん本当にありがとうございました。試合を通して、何回か追い込まれる場面もあり、試合を難しいものにしてくれました。FCセントラル福岡の選手達にとっても、いつもとは違う雰囲気でやれたことで、素晴らしい経験になっていればと思っています。また、宜しくお願いします。

◉ JYUNICHI コーチ (ヘッドコーチ):
Q:ゲームの内容はどうでしたか?
まず、選手達はバルサらしさを表現する為に最善を尽くしてくれました。とても嬉しく思っています。前半はチーム全体のポジショニングがあまり良くなく、前に早い攻撃が多かったように感じています。ただ、後半には、ハーフタイムに確認したいくつかのプレーを改善することが出来、バルサらしさを表現することが出来たと思っています。また、全員が出場し素晴らしいプレーを見せてくれたのを忘れてはなりません。

Q:相手チームの印象は?
FCセントラル福岡の選手達とスタッフは情熱を持って試合に臨んでいたように見られました。FCセントラル福岡も後半は修正を加えてきましたが、我々は慌てることなくバルサらしさを表現することに徹っしました。とても素晴らしいチームと対戦出来て、満足しています。ありがとうございました。

◉ 森 賢太郎監督(FCセントラル福岡):https://www.facebook.com/fccf.page
会場、ピッチ、7人制、ナイター、セレモニー、50分ゲームと選手達にとっては初めての体験ばかりでした。対戦相手としては、試合への入りが凄く難しい環境である事は間違いないと思います。それも想定して、準備をしていたつもりでしたがうまくいきませんでした。しかし、それも含め選手自身もチームにとっても貴重な体験でした。

Q:ゲームの内容はどうでしたか?
選手1人1人というよりは、チームとしての差が、点差と内容に反映された印象です。想定される事の対応を選手達に伝えていましたが、うまく機能させてあげられなかった事が悔やまれます(試合中だけでなく、通常のトレーニングからの意味でも)。

Q:バルサスクール福岡校の選手の印象をお聞かせください。
1人1人が常に様々な事に対しての準備ができているので、色んな事に対して「スムーズ」に対応している事が一番印象に残りました。ゲームの運び方やプレーモデルの確立が、日本の一般のU9世代チームとは全く別の次元でした(当チーム含む)。