バルサアカデミー福岡校
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インターナショナルコーディネーター|トニ氏インタビュー

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視察のため来日していたFCバルセロナスクール・インターナショナルコーディネーターのトニ氏(Toni Claveria Mayol)にFCバルセロナスクール福岡校の印象を語ってもらいました。

◎福岡校の選手達のプレーを観た感想を聞かせてください。

− まず始めに、バルセロナから遠く離れた日本、そして福岡を訪れることができ本当に嬉しく思っています。今回の来日では、FCバルセロナスクール福岡校が、どの様に日々の練習を行っているかを知ることが一番の目的でした。

月曜日から木曜日までの4日間で、各曜日のセッションとバルサカップを拝見したのですが、福岡校の子供達は、現地、バルセロナの子供達と同様に、バルサの理念、メゾットを常に意識しながらプレーしていました。

スペインから遠く離れた日本、福岡においても、スペイン、バルセロナと同じ理念を持ちながら、現地と同じトレーニングが行われていることに、ある種の感動を覚えました。

そう言った意味でも、ピッチの上でとても素晴らしい仕事をしている、テクニカルディレクターの働きには、非常に感謝しているし、彼の仕事に対して「おめでとう」と言いたいです。

福岡校の選手たちは、技術レベルがとても高く、非常に質の高い選手たちだと思います。彼らは、バルサのプレー理念を、日々のトレーニングの中で、学習し、頭の中に刻み込みながら、これからも成長し続けるでしょう。

そして、福岡校の子供達たちは、現地バルセロナと同じトレーニングセッションを、これからも継続する必要があります。各年代に応じた定期的なトレーニングを通じて、日々の成長を実感できるはずです。

同様に、このFCバルセロナスクールは、サッカー選手を育成するだけではなく、人間としての成長も重要視しています。この要素において日本の子供達は、本当に洗練されていると思います。チームメイトやコーチたちをリスペクトする気持ちや謙虚な姿勢。そして、トレーニングに対する自分を犠牲にしてでも向上していく意識。

福岡校の子供たちは、きちんと仲良くコミュニケーションがとれていること、全員がしっかりと周りの人たちに挨拶をしている姿が印象に残っています。実際に来日し、福岡校がどのように活動しているのか、この目で見ることができ非常に嬉しく思っています。

FCBESCOLA FUKUOKA

◎福岡校の環境やスタッフの感想を聞かせてください。

− FCバルセロナスクール福岡校は、開校してから既に5年という歳月が流れ、現在は、アイトールディレクターをはじめスタッフの方々は素晴らしい仕事をしています。

そして日本人コーチも、私たちFCバルセロナが子供達へ伝えて行きたいバルサのメソッドをしっかりと理解していると思いました。そのメソッドの中には、人間教育の部分と、日々、ピッチの上で実践されているトレーニング、バルサカップ、プレー方法を通じてのサッカー選手としての教育があります。

前述しました人間教育と選手育成の部分に関しては非常に満足しています。そして、同様に、福岡校のスクール組織全体のオーガナイズの側面も、素晴らしいと思います。

日本の文化なのか、福岡校はスタッフと保護者の方々ともコミュニケーションが取れていることにも驚きました。そういった意味でも福岡校のスタッフには非常に満足していますし、子供たちにとっても素晴らしい環境が揃っていると感じました。

 

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◎バルサスクールに通っている選手・保護者の皆さんへメッセージ

− まずは、何よりも、バルサスクール福岡校での活動を思う存分楽しんでください。日本の福岡という場所で、皆さんがFCBの一員になれていることを本当に嬉しく思っています。

皆さんが、スペインのバルセロナという、日本から遠く離れた場所からの、全く異なる経験を持てることは、本当に幸せなことだと思います。

最後になりますが、私たちFCBを信頼してくれている皆さんに対し感謝の意を表すと共に、皆さんの人生において多くの幸せが訪れますよう願っています。そして、日々のFCB福岡校での活動を楽しみ、多くのことを学んでくれることを期待しています