いよいよ開幕したUEFAチャンピオンズリーグ。
9/17に行われたFCバルセロナvsアポエルFCの一戦でトップチームデビューした、セルジオ・サンペル選手。
彼はバルサスクールからカンテラ、トップチームへと駆け上がっていった選手として、現地バルセロナで話題となっています。
そのスペインのスポーツ紙「SPORT」に掲載された記事を紹介します。
毎年25,000人もの子供たちがプレーする、FCバルセロナスクール。
– FCバルセロナのトップチームへ到達するまでに、選手たちは、はるか長い道のりを歩かなければなりませんでした。
アポエル(キプロス)とのチャンピオンズリーグでの一戦、FCバルセロナトップチームでのセルジ・サンペルの公式戦デビューは、FCバルセロナスクールの現代の姿を写し出しています。
なぜなら、このバルセロナの選手は、一度も他のクラブでプレーすることなく、FCバルセロナスクールからトップチームまでの階段を駆け上がった初めての選手だからです。
FCバルセロナスクールは、FCバルセロナの宝物の一つです。FCバルセロナスクールは、2004年から動き始めていましたが、現在のような大きな規模ではありませんでした。2010年から、しっかりとした運営形態になり始め、世界中に拡大していきました。
FCバルセロナスクールの本部は、スペインのバルセロナにあります。そして、FCバルセロナスクール・テクニックセンターが、カタルーニャ地方とカナリア諸島にあります。全世界中にFCバルセロナスクールは広がっています。この世界のバルサスクールは、毎年大きくなっています。
これからも世界中のスクールの数は、どんどん増えていくでしょう。マイアミ(アメリカ)、サント・ドミンゴ(ドミニカ共和国)、リマ(ペルー)、リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)、サン・パウロ(ブラジル)、バルソビア(ポーランド)、ドバイ(アラブ首長国連邦)、ニューデリー(インド)、ソウル(韓国)、福岡(日本)の11校は、今も、素晴らしい形でFCバルセロナのメソッドを伝え続けています。
もし、テクニックセンターや、毎年夏に開催されるキャンプ、世界中の様々な国に広がるスクールを数に入れた場合、全世界中で、毎年約25,000人もの子供たちがFCバルセロナスクールでプレーしていることになります。この数は、本当に大きなものですが、同時に、新しい才能を見つけることができる場所でもあります。
スペイン、バルセロナのFCバルセロナスクールだけでも32チームあり、1チーム12〜13名の選手たちが在籍しており、合計約400名の子供たちがプレーしています。
今回のチャンピオンズリーグの試合でデビューを果たしたセルジ・サンペルの他にも、ジェラード・ピケ(まだ、“FCバルセロナスクール”という名前が公式に付いていない時代)、マルティ・リベロラ(昨シーズンまでバルサBのキャプテンとしてプレー)、エクトル・ベジェリン(今年の3月にチャンピオンズリーグでアーセナルの一員としてプレー)と言った選手たちも、FCバルセロナスクールから巣立っていきました。
今、名前が出た選手たちも“Valores que crean escola ”(模範的な人材を育てる)という、スローガンを持つFCバルセロナスクールから巣立って行った選手たちです。
参照:http://www.sport.es/es/noticias/barca/fcbescola-mueve-cada-ano-unos-25000-ninos-3531449#
FCバルセロナスクール福岡校では、FCバルセロナのカンテラ(下部組織)と同様に、常にボールを使ってトレーニングをおこない、FCバルセロナのトップチームが目指しているプレースタイル(=ボールポゼッションを大切にする攻撃的で頭脳的なサッカー)を目指し、特にゲームの中で活かせるテクニックと戦術的知性(=状況判断能力)の向上を重視してトレーニングしています。
お子様に素晴らしい経験をさせてみたいと思いの保護者の皆さん、FCバルセロナスクール福岡校の体験レッスンにお申し込みください。