バルサアカデミー福岡校
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スクール生の声03|「サッカーには考える」というものがある。藤 海太くん

2014-15シーズン、バルサアカデミー福岡校の年間MVPで現在中学三年生になった藤 海太くん。アビスパ福岡アカデミーU-15で現在活躍中の海太くんはバルサアカデミーでどんなことを学んだのでしょう?

名前:藤 海太くん (2004年生まれ)
所属:三筑キッカーズ→アビスパ福岡U-15→アビスパ福岡U-18

①バルサアカデミーに通ったキッカケは何ですか?また、実際に通ってみてどうでしたか?
バルサアカデミーがトレーニングしているグランドが通っていた学校の校区から近くて、海外サッカースクールがあると聞いたのがキッカケです。実際にスペイン人コーチの指導を受ける事ができ、学ぶものがたくさんありました。

②バルサアカデミーで、技術的な部分と戦術的な部分で、一番成長したと思う部分は何ですか?
技術的な部分では、止める蹴るの基本の部分が一番成長したと思います。戦術的な部分では、考えてサッカーをするという部分です。バルサアカデミーで初めて「サッカーには考える」というものがある事を知れたと思います。それまでずっとボールだけを見て動いてたけど、「自分が今どこに動いたら、相手も動いて、味方がプレーしやすいかな?」と相手や味方のことまで考えてプレーするようになりました。

③バルサアカデミー学んだことで、今でも役に立っていることは何ですか?
バルサメソッドを理解したプレー、ポジショニングです。これはどこのチームに行ってもベースになると思っていて、今でも自分の役に立っています。今は右サイドでプレーすることが多いのですが、攻撃だけ守備だけにならないよう、常に両方のことを考えながらポジショニングしたり、中盤の選手や同じサイドにいるサイドバック選手の位置を見てポジションを取り直すなど工夫しています。

④バルサスクールで、一番の思い出は何ですか?
スペイン遠征です。いろんな国の選手と試合をする事ができ、世界レベルを肌で実感する事が出来たとても刺激的な経験でした。世界レベルの中でも僕の特徴であるフィジカルのスピードは通用することが解って自信に繋がりました。海外の選手は足が伸びて来て、日本にいる時よりもボールを失うこと多く、ファーストタッチの置き所にもっとこだわらないと世界では通用しないことにも気づくことが出来ました。

④バルサスクールの思い出の写真を1枚紹介してください!

これはバルセロナ遠征で出場した国際トーナメントの写真です。3位決定戦だったと思うんですが、ロスタイムに直接FKを僕が決めて同点に追いついたんです!嬉しくて涙が出る、そんな経験は初めてでした。そしてPK戦に入るんですが、僕はPKを外してしまって、今度は悔し涙。それでもGKのケイスケ君がPKを2本止めてくれてPK戦を勝利することができて、チームメイトと喜びの涙。1試合であんなに泣いたのはあの時だけです。応援に来てたおばあちゃんも号泣してました。

⑤今後の進路や目標を教えてください。
まずは、アビスパ福岡U-18からトップチームに昇格する事が自分の今一番近くにある目標です。そこから経験を積んでいき海外に挑戦したいと考えています。